書道の会報誌用写真

150224書道雑誌用撮影a
もうこの仕事は30年に余る。
書道の会報誌の中の進級に関する生徒の写真である。見たことがある
人もいるでしょうが、今月の各階級の一位の人が載せられる例の写真。

畳一畳半くらいの大きさのボードに半紙の大きさの枠が青い線で書かれて
いる。(なぜ青い色かというとリスフィルムは青色は透過してしまう。)
リスフィルムは黒や赤(波長が長い)だけが写り込まない特性がある。
つまり黒や赤はフィルムでは感光しないで白く抜けた状態で写る。

リスフィルムの特性は白か黒しか感知しない、中間色はどちらかに寄って
しまうのである。そのかわり感度はものすごく低い。外では無理だが、
薄暗いところでは1秒くらい外にだしても感光しない特徴がある。だから
この半紙を撮影するときはシャッターはバルブ状態にして絞り8で12秒
くらい幕を開けた状態にする。(左右からの光源はかなり明るい。)

この撮影は中判カメラ(アサヒペンタックス67)で撮影し、皿現像をして
下の写真の状態で引伸ばし機で適宜の大きさに印画紙に焼き付ける。
まるでレトロだ。

でも昨今のようにデジタル化された世の中でも、この書道(条幅を含む)
の撮影はこの方法でないと仕事が進まないから、わたしは楽しい。

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